学習塾創進です。
矢本一中3年生が10月30日からインフルエンザ罹患者の急増で学年閉鎖となりました。
次いで11月1日からは中学2年生が、翌2日からは中学1年生の学年閉鎖が決まり、結果、矢本一中は11月2日より学校閉鎖ということになりました。
かかる事態を受けて、創進では本日11月1日より全授業を自宅受講の創進WEBに移行いたしました。
しばしば勘違いされることがあるのですが、創進WEBは自宅受講のみに利用されるツールではありません。
創進WEBは、確かにもともとは自宅受講を目的として立ち上げられました。
が、次第にその非常に高い利便性を実感することによって、少しづつ改良・改善を加えながら現在では創進のICT教育の強力な授業補助ツールとなりました。
もちろん、自宅受講の生徒は創進WEBで受講するわけですが、通塾している塾生もまた塾内で常時創進WEBを利用しています。
ですから、今回のような事態が発生してもとりたてて大きな混乱もなく自宅受講に切り替えることが可能です。
創進が創進WEBを立ち上げたのは3年半前のコロナ禍による休校措置の際でした。
以降、学年閉鎖や学級閉鎖、あるいは、地震や台風の際などにも創進WEBを利用し休塾や代替塾業などを行うことなく授業を行うことができています。
そう振り返るにつけ、手前味噌かもしれませんが、ある程度創進なりの危機への立ち向かい方が確立されてきたかなと実感する部分もあります。
思えば東日本大震災の際、創進は授業の再開までに約3か月の時間を要しました。
その当時は、塾生の側に学ぶ時間や環境が戻ってきても、続く余震の中、創進の側が生徒の安全や生命や健康を確保して授業をすることができないという状況にただただもどかしさを感じるばかりでした。
その時の二の舞は繰り返すまいと、コロナ禍での休校が決まったとき、創進はいち早く創進WEBの立ち上げに踏み切りました。
今回は東日本大震災やコロナ禍当初とは状況が異なる部分がありますが、安全・健康を確保して可能な限り授業を行うことを目指すという点においては共通している部分もあります。
今回に関しては、小規模とはいえ、創進のような集団授業を行う塾では塾内感染の可能性は少なからず否定できません。
加えて、インフルエンザに罹ってしまった生徒は体調が回復しても一定期間他者との接触や行動を制限されます。
換言すれば、塾に通うことを躊躇せざるを得ない理由や、一定期間塾に通ってはならない状況が生じるわけです。
補習授業や代替授業などの手段もあるでしょうが、それまでの間、取り残された側の塾生や保護者の方の中には不安や焦りを感じる方もおありでしょう。
それ以前に学校が休校という措置が取っている中で、学習塾に通うということ自体への抵抗感を示される方も当然います。
もちろん考え方や感じ方は千差万別です。
「大丈夫だ」「万全だ」「問題ない」と言って猛進する姿勢をもって「前向きだ」「勇気だ」という考えもありましょう。
しかし、塾長にとってそれ以上に大きな勇気だと考えるのは、危機に関して「慎重である勇気」、さらに言うならば「臆病である勇気」です。
だからこそ、不安や焦り、抵抗を感じる方がいるならば、そのような懸念の中に引き入れるのではなく、それらを払拭できる手段を提供したい。
そうして生まれたのが創進WEBです。
もちろん、本ツールが必要なすべてを十全になしうる手段だと言うつもりはありません。
まだまだ改善の余地はあります。
しかし、塾内感染や授業の遅れ、不安や焦りや抵抗感を極力取り去る方法として、今、創進ができるところの最善策がここにあるのではではないかと考えています。
インフルエンザに罹ってしまった塾生の中には、「熱が下がったから大丈夫です」と顔を出してくれた塾生もいます。
「熱はないけれど喉が痛いので(質問に)答えられないのですが」と先に伝えた上で受講してくれた塾生もいます。
誤解されてはいけないので加えておきます。
申し上げたいのは、体調を崩したりインフルエンザに罹っても受講できるだとか、それが褒められるべきだとかそういうことではありません。塾長は何より体が第一だと考えています。
そうではなくて、体調が回復して大丈夫だと思える状態になればいつでも授業に復帰できる手段が確保できているということであり、塾長もまたそのツールを通じて塾生の顔を見ることで大事に至らず元気そうだと安心できるーそんな環境が整いつつあるということです。
災禍がきっかけとなって立ち上げられた方途ではありましたが、創進WEBは、創進という塾が考える「創進らしい学びの環境」にとって不可欠なツールになっています。
先ず第一に安全や健康があって、その上でより良い学びができること。
その順番を誤ってはなりません。
そのために やらない言い訳を並べるのではなく 必要に応える努力をしようーそれが創進のスタンスであり、これからもそうありたいと思っています。
学校が休校で心配な塾生や保護者の方もいらっしゃるでしょうから、この休校措置中は臨時授業を増やしてサポートしていきます。
また、塾生や保護者の方が抱かれるご不安やご心配は、塾長自身もまたその一部なりとも一緒に背負うつもりです。
これが東松島一筋で生きてきた創進の塾生やそのご家族との寄り添い方でもあります。
明日からは臨時授業の増設をしてまいります💪
この小さな塾を選んでくださった方々に「良かった」と思ってもらえたらそれ以上のことはありません。
では体調がまだ万全でない皆さん、早く治して元気な顔を見せてください。
元気な皆さんは引き続き十分な栄耀と睡眠、感染対策をしてくださいね‼😊
では次回の授業で!!
学習塾創進
追伸
臨時授業の準備の最中に急遽更新しました。
誤字・脱字・乱文、何卒ご容赦くださいませ。