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三たびICTに救われる「災害の多い地域にこそICTが必要だ」

2月、3月に続く、再々度の大規模な地震。


市内は震度5弱だったようだ。




気象庁が今年4月区切りに東日本大震災(同庁では「東北地方太平洋沖地震」)の「余震」という表現をやめるということを取り決めてからひと月ほどでの再来だ。


津波について「地震の規模などから、ギリギリ起きなかった」という気象庁の会見を聞いて肝を冷やした。


当塾の海抜を調べてみると3mとある。


海岸線からは直線で3~4kmだろう。


常に用心を怠ることはできない。


そうだ。「臆病である勇気」だ。




先日のブログでも触れたが、「絶対的未来」は誰にも分からなくとも、「相対的未来」は予測や推測ができる。


気象庁は「地震発生から1週間程度は最大震度5強程度の地震に注意してほしい。特に発生後2~3日程度は、強い揺れをもたらす地震が発生することが多くある」としている。


今しばらくは広く情報を求めて先を見定めていかなければならない。




情報と分析は「相対的未来」の推察をより確実にする。


周到な情報収集は、適切な思考や分析を促すと換言してもいいかもしれない。


逆に、この種の事柄においては、理性や知性と履き違えた無防備で独断的な情報の排除によって、個人的予想に頼るような事態は避ければならない。


一例を挙げるなら、予想の域を出ない主観的意見をもって「正常化の偏見」、いわゆる正常性バイアスを煽るような作用を及ぼすなどということがあってはならないということだ。




今日はほぼ全員がWebでの受講だった。


そうした判断ができていることに成長や頼もしさを感じる。


とはいえ、そういう選択をするだろうということはある程度予想できていたので、私もWeb授業に傾注した万全の準備をして授業に臨むことができた。


相次ぐ大規模地震の中、三たびICTに救われた。


やはり、地方や災害の多い地域こそICT教育を味方につけなければならないと改めて思う。




行動に制約もあろうが、大型連休中の方も多いだろう。


このまま地震が収まってくれればと思う。


その矢先、また揺れているようなので今日はここで。


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